第34章 貿易を科学する
最速で貿易事業の達人になる秘訣 -22-
「和」のシュミレーション - 4 -

第33章の続きです。

本章では、「和」を発見するための
チェックリストをご紹介します。
「和」とはプラスの価値、「付加価値」
のことです。

前章では、そのチェックリストとして
「和」を創造するために、違う定義の事業を
加えてその事業を再考することにしました。
異業種(異なる業界)で異業態(輸出輸入)
同士が貿易事業の枠組みの中で業務提携
してはどうかという提案でした。

ここでは、一つの貿易事業モデルが既に開発
できていることを前提とし、貿易事業における
FC展開を検討することにします。

もし、貿易事業がフランチャイズ化できると
仮定した場合は、それはどのような貿易業態
となるでしょうか。
FC要素を加えたらどうなるかの提案です。

共同輸入による貿易事業をFC展開で行う。
この場合は、FC加盟者のメリットは輸入
コストの削減です。他の加盟者と一緒に
ある同じ国の同じ港を通じてある商品を
輸入して販売する事業です。

同じような商品を仕入する場合とそうで
ない場合が想定されます。
いずれの場合も、FC化された加盟店の
メリットは、比較的小ロットでも格安で
しかも安心して輸入できることです。

FC本部が輸入貨物をまとめて扱うことで
実現できるビジネスモデルです。

もし、商品が同じようなものを扱う場合、
貿易FC事業というより、その商品FC
事業を海外で展開するか、輸入商材を
国内で行うFC事業となるでしょう。

もし、各加盟店が全く違う商品を扱う場合
は、貿易業務自体をFC化することになる
でしょう。
果たして、そのような事業は成り立つの
でしょうか。

貿易代行業者のFC化となる可能性が高く
なるでしょう。
筆者の知る限り、まだそのようなFC事業者
はほとんどありません。
現在は、貿易をするハードルが以前に比べて
低くなったからでしょうか。

読者も、FC化を命題に考えてみて下さい。

				
     - 次章へ続く -				

35.貿易を科学する-最速で貿易の達人になる秘訣-23-

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